鹿児島大隅半島の南方沖60キロに位置する屋久島は、1993年に世界遺産に認定されました。ジブリアニメの舞台となったことでも有名です。

樹齢1000年を超えるような屋久杉や縄文杉の大木など原始の自然を見ることができます。

屋久島は洋上のアルプス

屋久島の中央部分には九州地方で最高峰の宮之浦岳(1,936m)を主峰として1,000mを超える山が46座あり、洋上のアルプスと呼ばれています。

平地から山頂までの気候は九州から北海道までの気候と同様で亜熱帯から亜寒帯までのさまざまな植物をひとつの島で見ることができます。

このような独特の気候のため、世界中でも屋久島だけに原生する植物が40種類もあり「東洋のガラパゴス」とも呼ばれており登山やトレッキングで人気となっています。

最高峰:宮之浦岳

登山口までが遠いのが難点ですが、透明度の高く美しい淀川、緑鮮やかな高層湿原、神聖な屋久杉林など見所がいっぱいです。日帰り登山は登山中級者・上級者にお勧めです。

霊峰太忠岳

ヤクスギランド登山口から山頂まで標高差は500mなので自然を楽しみながらのゆっくり登山できます。
壮大な森を抜けるとスピリチュアルな巨岩のある頂きに出てきます。

黒味岳

屋久島の中心にそびえる奥岳のひとつが黒味岳で登山初心者にもお勧めです。4月から6月は雨が多いのですが、島特有のヤクシマシャクナゲを見ることができます。

モッチョム岳

5月から10月が登山のベストシーズンです。屋久島の3大岩壁のひとつで里から見える岩としては国内最大です。ヤクスギ、スダジイ、アカガシ、ヤマグルマなど様々な巨木を見られます。