皇海山(すかいさん)とは
紅葉シーズンになる最も栄える関東の観光地、日光に隠れる奥深い山「皇海山」は、トレッキングコースとしてはとても厳しく、登山家の間でも人気となっている山のひとつです。
険しい岩場が至るところに顔をのぞかせてゴールまでの行く手を阻んでいるので、道中辛いと感じる面も多々ありますが、頂上に立った時の達成感と絶景を独り占めする感覚はこれまでないものがあります。その試練に挑戦することこそが、皇海山の魅力でもあるのです。
群馬県と栃木県の両方からアタックすることができる皇海山は、最短ルートを選ぶとするならば群馬県から登るのがお勧めです。栃木県から頂上を目指す場合は非常に苛酷なルートとなっているため、初心者にとっては厳しいコースと言えるでしょう。
さらに途中の「庚申七滝」までは簡単なトレッキングコースとして人気なので、休日になると家族連れがよく訪れる場所でもあります。
上洲武尊山(じょうしゅうほたかやま)とは
上州武尊山は複数の山の総称であり、現在でも火山活動の痕跡が山道からでも見てとれます。頂上からの景色は数々の有名な山にも引けを取らないほどの美しさであり、また登頂も比較的短時間で目指せるのでお手軽にトレッキングを楽しみたいという方にはお勧めです。
登山ルートとしての入り口は四方に作られており、最短ルートとしては武尊神社からスタートするコースとなっています。車で林道の奥まで進んでいけるので、一般的には頂上まで3時間程度で行けると言われています。
しかし崖や岩によって手とハシゴを使って登るポイントが数箇所あるので、短時間で手軽にトライできると言ってもやはり難所の部分には注意が必要です。
武尊牧場からスタートするコースの場合はこれを回避できるので、急斜面を避けたい場合にはお勧めです。