標高2932メートルある白馬岳は長野県と富山県にまたがり、雪化粧に覆われた美しい姿は北アルプスを代表する山として人々に親しまれています。
高山植物を愛でるならおすすめ
白馬山には多くの高山植物が見られることでも大変有名で、この高山植物の中には稀少種も存在し、
斜面に広がるお花畑は壮大なスケールで、登山家達の心を魅了し続けています。
また白馬岳は、花の百名山にも選定されています。春から夏にかけての登山ではその植物を目当てに訪れる登山家で賑わい、行列ができるのが恒例となっています。
白馬大雪渓は日本最大級と言われる雪渓で、毎年多くの登山家が足を運んでいます。登山口から大雪渓までは約1時間半の道のりとなっており、比較的お手軽に登れるコースとなっています。
しかし大雪渓到着後からは本格的な登山コースとなるため、登山用の装備がない方や、初心者の方はここで引き返すことをおすすめします。
夏は温泉も大人気
その他にも、日本有数の高所にある温泉「白馬鑓温泉」も夏になると人で賑わいを見せます。この温泉は標高2100メートルのところに位置しており、一軒宿として毎年7月上旬から9月下旬までの期間限定で営業しています。
山小屋スタイルの営業なので部屋は相部屋となっており、旅館のようなサービスではありませんが、露天風呂からの日の出はとても美しく、最高のロケーションで温泉に入ることができます。
白馬山の登山に最適な時期は、7月から9月と言われています。