平ヶ岳は新潟県と群馬県の県境に位置する山で、山頂は非常に穏やかな傾斜の続く広大な場所となっており、この名前の由来ともなっています。

登山口には「登り6時間30分 下り4時間30分」という表記があり、軽装で行くのが好ましいとされています。

頂上向かうまでの山道では、ハクサンコザクラ、イワイチョウ、ミツバオーレ、コイワカガミ、チングルマなどの高山植物を観察することができ、頂上からは荒沢岳、越後三山などを一望することかできます。

頂上台地には有名な玉子石があり、これは玉子型の形状をした大きな岩が広大な台地にあるのです。風化によってこのような形状になったと言われており、部分はくびれた形になっています。台地を過ぎると姫池や山頂部を見渡すことができ、ここからの景色も圧巻です。

越後駒ヶ岳の魅力とは

越後三山の主峰である駒ケ岳は登山家の間でも人気の山であり、毎年多くの観光客が訪れています。
信仰の山でもあり、清酒のブランド「八海山」でも有名なこの山ですが、豪雪地帯ということもあり
登山家のみではなくスキーを目的にした観光客にも魅力的な山なのです。

またその雪渓は夏場でも見渡すことができ、標高の高さはそれほどでもないものの、落差のある急な斜面、壁が存在するため、訪れた人々に大変素晴らしい感動と興奮を与えるスケールとなっています。

さらに越後駒ヶ岳の向かいには7つの温泉が湧きでており、トレッキングを楽しんだ後は温泉に浸り
癒されるのも旅の醍醐味ではないでしょうか?

レジャーとしての面だけではなく、どこか親しみと懐かしさを感じさせる穏やかな越後駒ヶ岳の魅力をぜひ間近で感じてみてください。